1972年 | 北海道大学医学部卒業 |
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北海道大学医学部付属病院内科医員(研修医) | |
1973年 | 北海道大学医学部付属病院第二内科医員 |
1979年 | 国家公務員共済連合会斗南病院内科 |
1980年 | 北海道大学医学部付属病院第二内科医員 |
1983年 | 北海道大学医学部付属病院第二内科助手 |
1993年 | 札幌社会保険総合病院内科部長 |
2000年 | 青木内科クリニック開業(7月17日) |
日本糖尿病学会(食品交換表委員、試験委員、中央認定委員を歴任)
日本病態栄養学会
日本内科学会
日本糖尿病学会(功労評議員、専門医、指導医)
日本病態栄養学会評議員
日本内科学会認定医
札幌医師会理事、白石区支部長を歴任して現在札幌市医師会白石区顧問
糖尿病の治療がうまくいっているかどうかは自覚症状では分かりません。
そこで重要なのがHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)です。 HbA1cの値に大きな変更が行われました。2012年4月からはHbA1c値表記もJDS値からNGSP値に変更されました。
たとえばこれまでHbA1c値がJDS値で6.0%だったひとはNGSP値で6.4%となりますが、これは決して血糖値が上がったわけではありません。 日本独自の表記だった方法を国際的に広く使われている表記にかえているだけです。
これまでの表記をJDS値、国際標準の新しい表記をNGSP値と呼び、およそ以下の式で換算できます。JDS値+0.4=NGSP値.この値が6.8%以下(当院では一般の値より0.2%厳しく設定しています。)であれば治療がうまくいっていると判断します。
このHbA1c値は何を意味しているかというと、過去1〜2ヶ月間の平均血糖の状態をあらわしています。
糖尿病のない人のHbA1c値は5.6%未満です。糖尿病型のHbA1c値は6.5%以上です。
図1は現在私が治療している1300人強の患者さんのHbAlcの 推移です。 以前勤務していた札幌社会保険総合病院7年間と現在のクリニック を通じて良好な基準値を継続しています。
当院の2015年のHbA1cの平均値は 6.8±0.8%(NGSP値)で基準に達しています。
図2は治療方法別のHbA1cの値を示しています。HbA1c7%未満の達成率は 72.7%です。
図3は、新規糖尿病のHbA1cの推移(n=1200)です。来院当初のHbAlcは 8.2±2.2%で、治療後6ヶ月では基準値以下の6.6±0.9%へ低下しています。 そのために重大な合併症を引き起こさないと自負しております。
注)2011年以前のHbA1c(JDS値)と2012年以降の(NGSP値)が混在していますので 実際の値よりやや低く出ています。